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施設概要

事業主体 藤沢市
施設名称 藤沢市北部環境事業所2号炉
所在地 神奈川県藤沢市石川2168番地
敷地面積 約7,853㎡
2号炉ごみ処理施設
処理方式
ストーカ式
処理能力
150t/日
発電電力
4,440kW

施設の特徴

1.既存の2号炉を解体して、エネルギー回収型廃棄物処理施設の新2号炉を建設します
2.大規模災害時に備えた強靭で復興拠点となりえる機能も有します
3.焼却熱を有効活用してエネルギー回収を行ないます

ごみ処理の流れ

ごみ処理の流れ

設備の紹介

1. プラットホーム

ごみ収集車は計量機で重さを量ってからプラットホームに入り、ごみピットにごみを投入します。プラットホームの出入口には、エアカーテンが設けられ、臭気が漏れるのを防いでいます。

プラットホーム

2. ごみピット・ごみクレーン

受入れごみピットに投入されたごみは、ごみクレーンにより貯留ごみピットへ送られ、十分撹拌された後、焼却炉へ送られます。

ごみピット・ごみクレーン

3. 焼却炉

様々なごみ質に対応してそれぞれのごみ送り速度と燃焼用空気の吹き込み量を調節することで、850℃以上の高温で焼却を行います。

焼却炉

4. 廃熱ボイラ

焼却炉より送られてきた排ガスの熱を利用して蒸気をつくります。つくられた蒸気は、主に蒸気タービンへ送られます。

廃熱ボイラ

5. 蒸気タービン発電機

ボイラーでつくった蒸気を利用して、蒸気タービンを回し、最大4,440kWの電力を発生させます。つくられた電気は施設内の電力を賄うとともに余剰電力は売電します。

蒸気タービン発電機

6. 蒸気復水器

蒸気タービンの排気を冷却、凝縮させ、再びボイラー用水として再利用します。

ごみピット・ごみクレーン

7. 集じん装置

集じん装置内部に設置されたろ布(フィルタ)が排ガスの中に含まれる有害物質を取り除き、クリーンな状態にします。

集じん装置

8. 飛灰加湿機

飛灰に薬剤を加えて混練することにより、化学的に安定した状態にし重金属の溶出を防止します。

飛灰加湿機

9. 灰ピット・飛灰ピット

灰ピットにためられた灰と無害化され飛灰ピットにためられた飛灰は、灰クレーンでトラックに積み込まれ、場外へ搬出されます。

灰ピット・飛灰ピット

10. 中央制御室

プラント設備全体の運転状況を集中監視および制御をしています。各設備はコンピュータシステムにより自動運転されています。

中央制御室

敷地内マップ

敷地内マップ
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